着物の柄足しをいたしました。
2013.12.18
これは、着物が擦れて白くなってしまった所に柄を足して、擦れ自体を目立たなくしました。
お客様が、しみがついていると、ついついあわてて水でこすってしまって却って生地が擦れてしまいます。
ある程度の擦れはきれいに直すことも出来ますが、これは一ヶ所に集中的にこすったので、
どうしても擦れている所がわかってしまいます。
しみの場所や柄の雰囲気が柄を足しても変わらないと判断しました。
擦れた部分にだけ柄を足すといかにも足しましたという感じになるので、
自然に見えるように数箇所柄を足してバランスを足しました。