汗が変色してしまったしみ
2017.12.23
こちらは汗が変色してしまった着物です。
汗は、ついた時は見た目にはわかりませんが、そのままにしておくとこの様に黄色に変色してしまいます。これは汗の成分が酸化してしまう為です。
変色してからもきれいにすることが出来ますが、しみと一緒に色も抜ける為、それから色をかけたりと作業がとても難しくなってしまいます。長く保管する時は出来るだけ汗のしみ等はきれいにした状態で保管することをお勧めします。
2017.12.23
こちらは汗が変色してしまった着物です。
汗は、ついた時は見た目にはわかりませんが、そのままにしておくとこの様に黄色に変色してしまいます。これは汗の成分が酸化してしまう為です。
変色してからもきれいにすることが出来ますが、しみと一緒に色も抜ける為、それから色をかけたりと作業がとても難しくなってしまいます。長く保管する時は出来るだけ汗のしみ等はきれいにした状態で保管することをお勧めします。
2017.12.01
こちらは、袖の色が抜けてしまった物です。原因はわかりませんが、しみが付いたというよりは色が抜けてしまっています。
まず、きえいに洗って、抜けた部分に色をかけて完成です。
2017.09.21
こちらは袱紗の白い所がカビで黄色に変色したしみが有ります。相当年数が経ったカビで、まず全体をきれいに洗い、取りきれない所は漂白できれいにします。
今回はそれでも取りきれないので出来るだけ薄く白い色をかけて完成です。
2017.05.24
これはシミが黄色に変色した物です。
このシミを取ろうとするとどうしても柄の色も抜けてしまいます。
織の着物で柄も細かいので色を入れるのもとても難しいのですが、なんとか目立たなくすることができました。
2016.12.19
こちらは日傘にしみがついたということでお持ちいただきました。
しみがついてから、相当年月が経っているので取るのも大変でしたが、きれいにする事ができました。
日傘はなかなか洗う機会がない物なので結構汚れがたまっている場合があります。
洗うととてもきれいになることが多いのでご相談下さい。
2016.12.19
お客様から何本かネクタイをまとめてお持ちいただきました。
ネクタイの場合ドライクリーニングはがメインになるので汗等のしみは残ってしまいます。時間がたつにつれ、その部分が黄色に変色してしまっていました。
まず、ドライクリーニングではとり切れない汗のしみをきれいに洗って、その後黄色に変色した部分、食べこぼしの部分を漂白、白の補正をして完成です。
2016.09.29
こちらはしみが古く茶色に変色したものです。洗い、漂白、補正できれいになりました。こちらのお客様のように目立つしみの部分のみの指定も出来ますので、お気軽にご相談ください。
2016.05.19
これは着物についたカビが黄色に変色してしまったシミです。
どんなにきれいな状態で保管しても、長期間湿度の高い所に保管してあるとカビで黄変していしまいます。この着物も全体にカビが出来て、長期間そのままになって変色してしまったものです。
特に柄のところはひどい状態でした。丸洗いし特にひどい所は水洗いします。これだけでは黄色に変色した所はきれいにならないので、黄色のシミ一つ一つ漂白できれいにしていいます。着物全体なのでとても根気のいる作業です。
漂白すると柄や地の色も抜けてしまうので、それに色をかけ補正していきます。きれいになったところで白いのり胡粉をかけて完成です。花一つ一つの型をとり手間のかかる仕事です。でもきれいにする事ができました。
着物はやはり湿気が一番の敵です。一年に1~2度タンスを開けて着物を見るだけでも湿気が逃げてくれますし着物の状態を把握できるのでお勧めです。
2016.01.21
こちらは千葉県の客様から送っていただいた着物です。
結婚式に着るつもりで出してみたところ、全体的に黄色いしみがついていたとの事です。お母さまが若い頃に着用されたものらしく40年位前との事でした。
かなり古いしみで丸洗い、部分的に漂白、色かけ(補正)でなんとかきれいにする事ができました。
2015.11.13
こちらは、古く変色したしみです。
この手拭はお客様が30年位前に会社の創設者が記念に社員に配ったものだそうですが、額に入れて飾りたいとの事でお預かりしました。
沢山配られたもののうち、今残っているものがこれしかないとの事で、何とかきれいにしてほしいとの事でした。
生地の状態も余り良くなかったので慎重に作業を進めて何とかきれいにする事が出来ました。