帽子のカビによる変色
2024.06.19
こちらのインパクトのある帽子は全体にカビが生えその部分が変色してしまってます
まず全体をきれいに洗って全体的に色補正をしました。
お客様からもとても喜んでいただけました
2024.06.19
こちらのインパクトのある帽子は全体にカビが生えその部分が変色してしまってます
まず全体をきれいに洗って全体的に色補正をしました。
お客様からもとても喜んでいただけました
2020.12.02
この着物は、長い時間日の当たるところに置いてあったせいで、見事にヤケて色が抜けてしまったものです。
最初はボカシの柄かなと思う位見事に抜けています。範囲も広く色が白に近いくらいしっかり抜けてしまっているので、気の遠くなるような作業になります。
時間もかかり、何回も何回も上から色をかけ、なんとかきれいにすることが出来ました。
永くタンスにしまいっぱなしの着物は、湿気がたまりカビの原因になりますので、気が付いたときにには陰干しで湿気を逃がしてやることが出来ます。
ただ、日の当たる所ではこのようにヤケて色が抜けてしまうので乾燥しているところに陰干ししてあげると着物をきれいに保つことが出来ます。
2020.12.02
2019.05.27
こちらは着物の肩山・袖山に当たる部分が汚れ、色もやけてしまったものです。
この肩山・袖山は汚れやすかったら、ヤケやすかったりします。
まず汚れをきれいにして、やけた所に色をさしていきます。
これも難しい仕事となります。色によってとても日光ニヤケやすい物もあります。
この場合でもお直しすることができますのでご相談ください。
2019.01.23
この2枚の着物はしみが黄色に変色してしまったものです。
着物を洗ったりしみを抜いたりする過程で、着物の専門的な知識と技術が必要になる事がとても多く有りますので、着物のお手入れは出来るだけ専門のところにお願いすることをお勧めします。
2018.05.21
こちらは留袖の柄の中がカビで黄色に変色してしまった物です。
金加工も取れてしまって黒くなっています。留袖など中々着る機会が少ないものなどは、しまったままにしておくと湿気がたまり、カビが出やすくなります。
まず、柄の白い部分の黄色に変色してしまった所をきれいにします。出来るだけきれいにシミを取った後、白いゴフンをうすく塗ってやります。
金もとれていましたので、その後金加工して完成です。
着る機会の少ない物など、気付いた時にタンスを開けて着物を見てあげるだけでも湿気が逃げていくので効果的です。
2017.03.28
こちらは、お客様が長年愛用していたベレー帽です。
以前からきれいにしたいと思って居られたそうですが、ウールとレザーが使用されている為クリーニングが出来ないといわれていたそうです。
ウールの部分とレザーの部分を別々にきれいにして、変色しているところを補正して完成になります。
2016.09.29
先日お客様からご相談いただきました。
「オーダースーツを作ったので、大事に着たい」という事でした。
縫製屋さんから「全体を機械で洗う所ではなく、手作業で汚れたところだけ洗ってくれる所を捜したほうが良い」と言われて、あちらこちらに問い合わせたが、あまり良い返事が頂けず、当店に電話をいただきました。着物もそうですが、繊維には油分が含まれています。ドライクリーニングは油分を溶かす力を持っているので、全体を機械に入れてしまうと繊維に付いている油分が抜けてしまいます。
数回程度では違いがありませんが、繰り返し洗うことで質感や耐久性が変化してしまいます。
当店では、汚れたところのみの洗いもやります。また、全体的に汚れが目立つようならば、全体の丸洗い、必要に応じて全体の水洗いも当店の判断で行います。クリーニングでは落ちない水性のしみ(汗等)は手作業で行っています。