カビによる変色
2018.12.22
こちらの着物は、永年しまいっぱなしだったために柄の白いところがカビて変色してしまったものです。
ここまで変色してしまうとしみ抜きだけではなかなか取り切れないので、できる限りしみをとった後の白いご紛を出来るだけ薄く上からかけてあげます。
着物は保管する期間がどうしても長くなてしまうので、湿気が溜まりやすくカビの原因になりますので、気付いた時には陰干しやタンスを開けるだけでも湿気が逃げるのでとても大切なことです。
2018.12.22
こちらの着物は、永年しまいっぱなしだったために柄の白いところがカビて変色してしまったものです。
ここまで変色してしまうとしみ抜きだけではなかなか取り切れないので、できる限りしみをとった後の白いご紛を出来るだけ薄く上からかけてあげます。
着物は保管する期間がどうしても長くなてしまうので、湿気が溜まりやすくカビの原因になりますので、気付いた時には陰干しやタンスを開けるだけでも湿気が逃げるのでとても大切なことです。
2018.10.04
2018.06.29
こちらは上前についたしみに気付かずに保管してあったために黄色に変色してしまったしみです。
まずしみをきれいにしてから変色した所を漂白します。白い着物でも漂白して白くなった所と
地色の白がどうしても違って見えてしまうので、きちんと色調整して完成です。
2018.06.29
こちらはカビによって黄色に変色してしまったしみです。
まずカビをきれいに落として、その後に黄色に変色した部分を漂白してやります。
白くなりすぎた所を色をかけて完成になります。
カビもしみの時間が経つととれにくくなってしまうので、早めの処置が大切です。
2018.04.16
こちらは柄の白い部分がカビてしまい、黄色に変色し全体的にカビてしまっているので、まず全体をきれいにしてから部分部分漂白してきれいにしました。
どうしても取り切れないところは白いゴフンをうすくかけたやて完成です。
カビが全体的にあり大変手間がかかりましたが、きれいにすることが出来ました。
2017.12.23
こちらは汗が変色してしまった着物です。
汗は、ついた時は見た目にはわかりませんが、そのままにしておくとこの様に黄色に変色してしまいます。これは汗の成分が酸化してしまう為です。
変色してからもきれいにすることが出来ますが、しみと一緒に色も抜ける為、それから色をかけたりと作業がとても難しくなってしまいます。長く保管する時は出来るだけ汗のしみ等はきれいにした状態で保管することをお勧めします。
2017.12.01
こちらは、袖の色が抜けてしまった物です。原因はわかりませんが、しみが付いたというよりは色が抜けてしまっています。
まず、きえいに洗って、抜けた部分に色をかけて完成です。
2017.05.24
これはシミが黄色に変色した物です。
このシミを取ろうとするとどうしても柄の色も抜けてしまいます。
織の着物で柄も細かいので色を入れるのもとても難しいのですが、なんとか目立たなくすることができました。
2017.03.28
こちらは、お客様が長年愛用していたベレー帽です。
以前からきれいにしたいと思って居られたそうですが、ウールとレザーが使用されている為クリーニングが出来ないといわれていたそうです。
ウールの部分とレザーの部分を別々にきれいにして、変色しているところを補正して完成になります。
2016.11.09
この着物は、寸法直しした所、今まで縫込みの中に入っていた部分が色が全然違ってしまっていたのを何とかできないかとお預かりしました。
元々この着物はいままで縫込みに入っていた部分の青い着物でした。年月が経ち着物全体の色がヤケて、グレーっぽくなってしまっています。
色ヤケの場合抜けてしまった色を足してあげれば直りますが、この場合はいままで隠れていた青い色が元の色なので直す所は着物全体のグレーの色になります。
とても範囲が広いので時間もかかりましたが何とか目立たなくする事が出来ました。