カビによる変色
2020.12.02
どうしても湿気がたまったまま保管しておくと、このようなカビが悪さをしてしまいます。
ここまで変色してしまうと洗うだけでは取ることが出来ず、カビの箇所1粒1粒時間をかけて抜いていかなければならず、作業にも手間がかかりましたが、きれいにすることが出来、お客様から喜ばれました。
2020.12.02
2020.06.05
コムデギャルソン×シュプリームのTシャツをネットで買って届いてみると赤いシミがついていたとのことでした。
これは赤いしみではなく、黒の中の青が抜けてしまい、赤になってしまったものです。
裏まで色が抜けて赤くなっていました。
Tシャツなので家でも気軽に洗えるようにしっかり色を定着させながら、色をかけていきました。
2020.01.22
2019.07.01
こちらは、柄の中の白い所が黄色に変色したしみです。範囲が広く全体に有ったため時間がかかりましたが、
お客様から大変喜ばれました。
2019.07.01
この着物は、全体にしみが有るため、中古で安くなっていた物だそうです。
しみが古く、地の色で吹雪の柄があるので少し時間がかかりましたが、
きれいにすることができました。
2019.05.27
こちらの着物は、しみが有るため中古で安く買われたということでお持ちいただきました。
しみがついてからかなり時間が経っている様で、なかなか難しくなります。
出来る限りしみを抜いて、後は色をかけて完成です。
2019.05.27
こちらは着物の上から着用するコートです。
しみが古くなって黄色に変色してしまってます。
この様な絞りの柄などは、色がどうしてもにじみやすく、しみを取るときも難しくなります。
まずしみを取ります。しみを取る時に色がにじんでしまうので、このにじんだ色を又抜きます。
その後抜きすぎた所に色をかけて完成です。
2019.02.26
これは岡山県のお客様から送っていただいたビーズのバッグです。
全体的に黄色に変色していたしみとカビがありました。
着物に使用するバッグはしみを取るとどうしても形が崩れてしまうものが多く、作業がとても難しくなります。
ビーズのバックも糸が弱っているとビーズがバラバラになってしまうので、慎重に作業していきます。
このバックは、しみを取る過程で地色のピンクも抜けてしまうので、全体にピンクの色を補正して完成になります。
2018.10.04
こちらは留袖の金加工がとれてしまったり、カビのしみが有って汚れてしまっています。
まず全体を洗ってきれいにしてから金加工をしました。
元の通りにするよりも羽根1枚1枚に金加工することでとてもきれいに出来たと思います。
お客様からも喜んでいただきました。
2018.10.04