穴が空いてしまった着物
2021.05.10
こちらは焦げて穴が空いてしまった所があります。
まず穴の空いた所に生地をあてて穴を塞ぎます。
それから色を合わせて同じ色に補正していきます。
柄がなくなっている所は柄を書き、最後に焦げている所を直して完成です。
2021.05.10
こちらは焦げて穴が空いてしまった所があります。
まず穴の空いた所に生地をあてて穴を塞ぎます。
それから色を合わせて同じ色に補正していきます。
柄がなくなっている所は柄を書き、最後に焦げている所を直して完成です。
2020.12.02
この着物は、長い時間日の当たるところに置いてあったせいで、見事にヤケて色が抜けてしまったものです。
最初はボカシの柄かなと思う位見事に抜けています。範囲も広く色が白に近いくらいしっかり抜けてしまっているので、気の遠くなるような作業になります。
時間もかかり、何回も何回も上から色をかけ、なんとかきれいにすることが出来ました。
永くタンスにしまいっぱなしの着物は、湿気がたまりカビの原因になりますので、気が付いたときにには陰干しで湿気を逃がしてやることが出来ます。
ただ、日の当たる所ではこのようにヤケて色が抜けてしまうので乾燥しているところに陰干ししてあげると着物をきれいに保つことが出来ます。
2020.12.02
2020.10.02
2020.07.28
こちらの着物は、仕立て直しで巾を出そうとしたところ、今まで縫い代になっていた所に柄がなく、ぎりぎりまで巾出ししたいとの事で柄を書きました。
金加工が多く、経年変化で金の色が変わっていて、金を合わせるのが難しく、範囲も広く時間がかかりましたが、お客様に喜んでいただけました。
2020.06.05
コムデギャルソン×シュプリームのTシャツをネットで買って届いてみると赤いシミがついていたとのことでした。
これは赤いしみではなく、黒の中の青が抜けてしまい、赤になってしまったものです。
裏まで色が抜けて赤くなっていました。
Tシャツなので家でも気軽に洗えるようにしっかり色を定着させながら、色をかけていきました。
2020.06.05
こちらの着物は、巾を出す為お仕立て直しをしようとしたところ、内側の縫い目の部分に柄がなく、巾を出すことができないということで、両脇上から下まで柄を書きました。
柄を書く場合、色や形など元々あった柄と少しでも変わるを付け足した感じになってしまうので、前から柄があったように再現していかなければなりません。
まずこの部分の下書きを考えながら書いていきます。せっかくなのでつながりやすいよう考えながら書いていきます。
次に、出来る限り同じ色を作り、工程ごとに分けて柄を書いていきます。
この振袖は柄が多く、色々な技法を使用しているのでとても難しい作業となりました。
両脇縫いの上から裾まで書いたのでとても時間がかかりましたが、きれいにできました。
お客様から大変喜ばれました。
なかなかこの技術はどこでも出来るものではないと思われますので、着物のことで諦めてしまった物等、一度ご相談頂けると解決策が見つかるかもしれません。
お気軽にご相談ください。
2020.04.02
2020.04.02
2020.04.02