事例紹介
トップページ > 事例紹介

古く変色したしみ

2016.09.29

古く変色したしみビフォー

古く変色したしみビフォー

こちらはしみが古く茶色に変色したものです。洗い、漂白、補正できれいになりました。こちらのお客様のように目立つしみの部分のみの指定も出来ますので、お気軽にご相談ください。

古く変色したしみアフター

古く変色したしみアフター

スーツのクリーニング

2016.09.29

IMG_2809

先日お客様からご相談いただきました。
「オーダースーツを作ったので、大事に着たい」という事でした。
縫製屋さんから「全体を機械で洗う所ではなく、手作業で汚れたところだけ洗ってくれる所を捜したほうが良い」と言われて、あちらこちらに問い合わせたが、あまり良い返事が頂けず、当店に電話をいただきました。着物もそうですが、繊維には油分が含まれています。ドライクリーニングは油分を溶かす力を持っているので、全体を機械に入れてしまうと繊維に付いている油分が抜けてしまいます。
数回程度では違いがありませんが、繰り返し洗うことで質感や耐久性が変化してしまいます。
当店では、汚れたところのみの洗いもやります。また、全体的に汚れが目立つようならば、全体の丸洗い、必要に応じて全体の水洗いも当店の判断で行います。クリーニングでは落ちない水性のしみ(汗等)は手作業で行っています。

出来上がり後の発送、ご入金方法について

2016.06.22

これまで遠方のお客様は、出来上がり後にご入金を確認次第発送する形式にしておりましたが、お客様からのご要望が多かった”代金引換”にて発送することも出来るようになりました。

この場合、代引き手数料は当社にて負担させていただきますので、お客様には送料と加工代をお支払いいただきますようお願いいたします。

しみ抜きの場合、しみの種類、大きさ、範囲等一点一点違いますので規定料金の設定ができません。お客様からお送りいただいた場合、こちらに届いて初めてしみの状態を見て、お電話でどのくらいの料金になるかの説明と、発送・お支払い方法について確認しております。

これまで通り銀行振込後の発送も出来ますのでお気軽にご相談ください。

しみ抜き、丸洗いの料金について

2016.06.22

しみ抜きの料金についてよくご質問されますが、当社の場合一定の料金設定はしておりません。
なぜなら、一定の料金設定にした場合、少しのしみでも高い料金になってしまうためです。一点、一点しみの種類、大きさ、範囲、しみを取る方法が違うのでそれぞれに応じた料金をお伝えしております。

例えば、「明日着たいのですが衿のしみが目立つので取ってほしい」と言われた場合、千円前後で対応するようにしています。また、近日中に着用予定の場合であれば目立つ所だけを取るようにして、出来るだけ料金を安くするようにしております。

「全体をきれいにしてから保管したい」という場合は料金が変わってきます。ある程度の目安として、付下、訪問着の場合は丸洗い(生き洗い)は五千円前後、襦袢は三千円程です。但し丸洗い(生き洗い)だけではとれない多量の汗や全体のカビ、古く変色していまったしみは、それぞれで料金が変わってきます。

だいたいのしみの状態を教えていただければ、凡その料金をお答えいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

着物全体にできたカビ

2016.05.19

▲補正前

▲補正前

▲補正後

▲補正後

▲補正前

▲補正前

▲補正後

▲補正後

 

これは着物についたカビが黄色に変色してしまったシミです。

どんなにきれいな状態で保管しても、長期間湿度の高い所に保管してあるとカビで黄変していしまいます。この着物も全体にカビが出来て、長期間そのままになって変色してしまったものです。

特に柄のところはひどい状態でした。丸洗いし特にひどい所は水洗いします。これだけでは黄色に変色した所はきれいにならないので、黄色のシミ一つ一つ漂白できれいにしていいます。着物全体なのでとても根気のいる作業です。

漂白すると柄や地の色も抜けてしまうので、それに色をかけ補正していきます。きれいになったところで白いのり胡粉をかけて完成です。花一つ一つの型をとり手間のかかる仕事です。でもきれいにする事ができました。

着物はやはり湿気が一番の敵です。一年に1~2度タンスを開けて着物を見るだけでも湿気が逃げてくれますし着物の状態を把握できるのでお勧めです。

金加工

2016.03.11

▲補正前

▲補正前

こちらの留袖は、白い所が全体的に黄色に変色して、金加工の部分が黒くなってしまったものです。

白い所を直すには、金も直さなければならないので、お客様には多少金の雰囲気が変わると了解を得て作業しました。

まず、全体を洗い変色のひどいところは漂白しました。それでも白い所が全体にくすんでいたので胡粉で白くしました。

きれいに白くなった上から元の金の様に加工して完成です。

▲補正後

▲補正後

振袖の古いしみ

2016.01.21

▲補正前

▲補正前

こちらは千葉県の客様から送っていただいた着物です。

結婚式に着るつもりで出してみたところ、全体的に黄色いしみがついていたとの事です。お母さまが若い頃に着用されたものらしく40年位前との事でした。
かなり古いしみで丸洗い、部分的に漂白、色かけ(補正)でなんとかきれいにする事ができました。

▲補正後

▲補正後

紋抜き

2016.01.21

▲補正前

▲補正前

こちらは新品の反物に一ツ紋抜きして、紋を入れました。

とても細かい紋で、色を抜く作業がとても難しく、時間がかかりましたがきれいに抜く事ができました。
これに上絵を書いて完成です。勿論お仕立て上がりの着物も出来ます。
無地の着物は紋しかないのでとても目立つため、仕事の良し悪しがはっきり出ます。

▲補正後

▲補正後

色ヤケ

2016.01.21

▲補正前

▲補正前

こちらはお仕立て直しの為、解いた所の(写真では判りづらいですが)縫い目の内側に入る部分の色がはっきりと出てしまい、このままではお仕立てする訳にはいかないので、色をかけ、全体の差をなくしてやりました。

若い方は裄(ゆき)が結構長くなり裄だけヤケ直しで補正することもあります。

▲補正後

▲補正後

シャツの変色

2016.01.21

▲補正前

▲補正前

こちらはクリーニング屋さんからの御依頼品です。

お客様からお預かりしたときは気が付かななかったらしいのですが、ドライクリーニングをした後に見たら衿が変色していたそうです。
ドライクリーニングだけでこのように変色する事は考えにくいので、原因がはっきりわからないですが、色の抜け方から、酸素系漂白か髪の染料のカラー材ではないかと思います。とても色がむらになっているので直すのも時間がかかりましたが、何とかきれいに出来ました。

▲補正後

▲補正後