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カビによる変色
2020.12.02
どうしても湿気がたまったまま保管しておくと、このようなカビが悪さをしてしまいます。
ここまで変色してしまうと洗うだけでは取ることが出来ず、カビの箇所1粒1粒時間をかけて抜いていかなければならず、作業にも手間がかかりましたが、きれいにすることが出来、お客様から喜ばれました。
デニムのバッグの色修正
2020.10.02
このバッグは、使用してるうちに色が落ちてしまった物です
デニム特有の色落ちですが お客様ができれば新品の時の色にならないか?との事でお預かりしました。
どうしても色の薄い所、濃いところがあり一色ではきれいに仕上がらないので、
薄い所には濃い色、濃い色には薄い色と何色も分けて色をかけました。
とても時間がかかりましたがお客様から喜んでいただきました。
巾出しの為の柄書き
2020.07.28
こちらの着物は、仕立て直しで巾を出そうとしたところ、今まで縫い代になっていた所に柄がなく、ぎりぎりまで巾出ししたいとの事で柄を書きました。
金加工が多く、経年変化で金の色が変わっていて、金を合わせるのが難しく、範囲も広く時間がかかりましたが、お客様に喜んでいただけました。
Tシャツの色抜け
2020.06.05
コムデギャルソン×シュプリームのTシャツをネットで買って届いてみると赤いシミがついていたとのことでした。
これは赤いしみではなく、黒の中の青が抜けてしまい、赤になってしまったものです。
裏まで色が抜けて赤くなっていました。
Tシャツなので家でも気軽に洗えるようにしっかり色を定着させながら、色をかけていきました。
振袖の柄書き
2020.06.05
こちらの着物は、巾を出す為お仕立て直しをしようとしたところ、内側の縫い目の部分に柄がなく、巾を出すことができないということで、両脇上から下まで柄を書きました。
柄を書く場合、色や形など元々あった柄と少しでも変わるを付け足した感じになってしまうので、前から柄があったように再現していかなければなりません。
まずこの部分の下書きを考えながら書いていきます。せっかくなのでつながりやすいよう考えながら書いていきます。
次に、出来る限り同じ色を作り、工程ごとに分けて柄を書いていきます。
この振袖は柄が多く、色々な技法を使用しているのでとても難しい作業となりました。
両脇縫いの上から裾まで書いたのでとても時間がかかりましたが、きれいにできました。
お客様から大変喜ばれました。
なかなかこの技術はどこでも出来るものではないと思われますので、着物のことで諦めてしまった物等、一度ご相談頂けると解決策が見つかるかもしれません。
お気軽にご相談ください。
全体のカビ
2020.04.02
落款の色
2020.04.02
これをなんとかなりますかとのことでした。
落款に使われているのは、スミ、朱肉です。2つとも性質がちがうので取る方法も違います。
少しずつ着物をキズつけないように取っていき、なんとかきれいにすることができました。
スーツの色やけ
2020.04.02
よく見ると色ヤケというより擦ったことによるスレではないかと思います。
化学繊維のスーツなので、色が付きにくく難しかったのですが、なんとかきれいにできました。
子供の半纏(はんてん)
2020.01.22
全体にカビと食べこぼしの黄色に変色してしてしまったシミがあります。
中々着る機会の少ない物等は湿気がたまってカビてしまったり、シミが変色してしまったり、難しくなりまますが、きれいにする事が出来ますので、お気軽にご相談ください。
金加工
2019.11.25
こちらの着物は金が取れてしまったとの事で金加工を施しました。
このような柄が着物全体にあり、なおすのもとても時間がかかりましたが、きれいにすることができました。